シフトケーブルの交換その2
ボルトに通すワイヤーの位置に注意!!  ケーブルはシフト側から入れていきます(当たり前か…)。ケーブルは長いので地面に落としたりしてゴミが付かないように気を配るのが大変です。
 取り付けボルトに通すワイヤーの位置は左の画像の通り(ロールオーバー有り、違う角度で見られます)。まだ締め付けてはイケマセン。ディレーラーの調整をしなくてはなりません。
 ディレーラーの調整に入ります。
 フロントはミドル、リアはトップ(8段目)に入れます。ワイヤーが一番緩んだ状態がトップなのでここを最初に調整します。右画像は交換前の画像なのでエンドキャップが付いてますが、まだまだ先のことです。
トップの位置から調整します
ディレーラーの後ろから見たところ  ケーブルの調整つまみ(黄色い丸印)は真ん中程度にしておいて下さい。シフト側に付いている調整つまみも同様です。これらは引っ張って回します。
 ディレーラーのアジャストボルト(調節ネジ)はトップ側のHとロー側のLがあります。
 
 H側の調節ネジを右へ回すとガイドプーリー(ディレーラーの上の歯車)が左へ動きます。左へ回せば逆に動きます。これによってトップギアの真下にガイドプーリーを合わせます。しかし多少の誤差?があるので、真下ではうまく変速しないかも知れません。その辺りは自分でベストの位置を決めて下さい。 調整ネジによるガイドプーリーの動き方
エンドキャップを付けます。一番最後でもいいですが  おおよそ決まったらワイヤーを切ってエンドキャップを取り付けます(ロールオーバー有り)。
 これでトップ側は完了です。ロー側へ移動させましょう。この段階では変速飛びなどが起こるかも知れませんが、後で調整するので大丈夫です。
ただ、トップの位置で変速がおかしかったらやり直して下さいね。
 今度はロー側です。右へ回すとガイドプーリーは右へ動きます。調節ネジはディレーラーの可動範囲を抑制するためにあるようです。あまり緩め(左へ回し)てもネジがディレーラーを押さないために左へは動きませんし。 調節ネジによるガイドプーリーの動き方
SIRRUSのつまみは引っ張って回します  あとは変速を繰り返してチェーンと隣のギアが接触していたら調整つまみを動かして下さい。写真のように左に回すとロー側へ動きます。調整しきれなければ、ケーブル固定ボルトを緩めて最初からやり直しです(汗)。
 どうしても直らなければ、他に原因があるので自転車屋で見てもらいましょう。
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